佐藤寿、旋風ハット 神戸に3−2

広島は逆転勝ちで4試合ぶりの白星を挙げた。
2―2のロスタイム、左の服部のクロスに
佐藤寿がこの日3点目となるヘッドを決めた。
先制したのは広島。前半32分、
セットプレーのはね返りを小村―李漢宰とつないで
佐藤寿が頭で流し込んだ。しかし40分、神戸・栗原に同点ゴールを許した。
後半9分、広島DFのカットを拾われ、北本のシュートで1―2と逆転された。
徐々にボールが回るようになった広島は28分、
右の駒野のロングパスから佐藤寿が2点目をゲットして2―2。
その後も運動量が落ちた神戸に対して優勢に試合を進め、
劇的な決勝ゴールを生んだ。広島は8位に浮上。(中国新聞

やっと…やっとだ…実に10月29日の磐田戦以来となる勝利だった。
待ちくたびれたわ〜〜〜本当、ハットトリック決めてくれた佐藤寿さまさまだ!
でもそれだけではないな、昨日の勝利は…
最後まで冷静さを失わなかったのが勝因だと思う。
流れは良くなかったですが…。先制点を挙げるも、ゴール前の浮き球に
GK佐藤昭の飛び出しが一瞬遅れ、1―1とされ…
1―2の場面は、DFジニーニョのカットを拾われ、ゴールにつなげられた。
2失点ともミス絡みだもんな。
でも、逆転されても諦めない気持ちが後半ロスタイムの決勝点に繋がった。
あそこで点を入れられたのが冷静さを失ってない証拠だと思う。
FW佐藤寿は、今季2度目のハットトリックで17得点。
ついに大黒(G大阪)を抜き、得点ランキング日本人1位に躍り出た。
ちなみに球団の日本人選手による1シーズンでのゴール記録は、
2001年の久保(現横浜M)の15得点。
高木琢也(現解説者)も1994年の14得点が最高だった。
さあ、順位も8位までアップし、次節で最終戦
8月24日の大宮戦以来遠ざかる地元戦勝利で、最後を閉めてもらいたい。