黒田13勝エースの粘り

NNSanfre2005-09-22


横浜―広島21回戦(広島11勝8敗2分、18時、横浜、6928人)

広 島000110100―3
横 浜000110000―2
▽勝 黒田25試合13勝10敗 ▽S ベイル46試合2勝22S
▽敗 門倉25試合10勝7敗 
本塁打 栗原14号1(門倉)石井6号1(黒田)相川7号1(黒田)

広島が3連敗を免れた。
2―2の七回一死から嶋と新井の連打で一、三塁と攻め、
前田の中前打で勝ち越した。
黒田は直球を軸に内外角を効果的に使い、
8回2失点でリーグトップに並ぶ13勝目。
横浜の連勝は7でストップした。(中国新聞

黒田がリーグトップの13勝目。もちろん黒田自身の力もあるが、それだけではない。
今季の13勝のうち11勝は捕手が倉である。
黒田と倉は、春季キャンプでこんなことがあった・・・
倉に対し「投球の捕球音が悪い」とブルペンで黒田が激怒し、
倉は謝罪も無視されていたのだ。
その倉が今ではパートナーとなり、黒田の最多勝をアシストしようとしている。
正捕手石原が怪我した為ではあるが、昨季まで2軍でプレーしていた倉・・・
バッティングもまだまだだけど、その穴を埋めようとよく頑張っている。
黒田が最多勝を獲得すれば赤鯉では1991年の佐々岡以来、14年ぶり。
本塁打リーグトップの新井と並んで、その活躍は低迷するチームの光・・・
その黒田の事を、チームで一番支えているのは鯉女房の倉なのだ。