「今季こそ優勝争い」 合同練習スタート

 ■監督がげき、21選手気合
Jリーグ1部(J1)広島の合同練習が21日、広島ビッグアーチで始まった。
新人とガウボン李漢宰ら11人を除く21選手が参加し、
ランニング中心の練習をこなした。
ミーティングで、小野監督から「今季は絶対に優勝争いをする」と
げきをとばされた選手は午後1時、小雪の舞う中、グラウンドに姿を見せた。
最初の30分間、ランニングをした後は、生駒コーチの指導で、
ボールを使った練習をこなした。
約1時間半のメニューが終了するころには、選手の顔にも汗が見られた。
下田選手会長は「みんなしっかりと自主トレをやってきたと見えて、
いい顔つきだった。(1次キャンプ地の)
グアムでいいスタートを切りたい」と意欲を語った。
チームメートと初顔合わせとなったジニーニョは
「みんなに温かく迎えてもらった。
いいコンディションで開幕を迎えられるよう、キャンプで頑張る」と笑顔を見せた。
合同練習は、22日までで、24日にはグアムでキャンプインする。
小野監督は「みんな、いい目の輝きをしていた。
1年間戦い抜くだけの体力を、グアムでつけてきたい」と話していた。
(中国新聞)