前田 お立ち台“解禁”へ

広島・前田智徳外野手(34)が29日、
お立ち台を“解禁”する考えを明らかにした。
04年4月29日を最後に市民球場のお立ち台に上がっていないのには
「天才」なりの美学があるが、今季球宴でファン投票選出、
MVP獲得を契機に気持ちも変化。
「そういう機会が増えればいい」とファンに約束した。
実に04年4月29日以来、
広島市民球場のお立ち台に前田は勇姿を見せていない。
今季も何度も自らのバットで試合を決めながら、ヒーローを“拒否”した。
(デイリー)

要はお立ち台に上がりたがらないのだ…前田先生は。
試合を決める決勝打を打って、今日のヒーローは前田だろう…と思う試合でも、
その前の打席で三振でもしてたら喜ばない…
「たとえサヨナラ打を打者が打っても、そこまでの雰囲気をつくったのは投手。
だから投手の方が上がるべきなんだ」

これが天才打者ゆえの美学なのだ。
そんな中、来季に向けて何か考えが変わったのだろう・・・
昨日、広島市内でも野球教室で、「来期は最低でもAクラス」と語ったそうだ。
一見Aクラスかよ!と思ってしまったが、「最低でも…」と言う辺りが前田先生らしい…
「最高」では優勝を狙ってるのは間違いないでしょう。