映画「ちゃんこ」、因島でロケ

廃部寸前だった広島大相撲部を留学生や女子学生が再建した
実話に基づく青春映画「ちゃんこ」のロケが二十二日、
因島市中庄町の熊箇原八幡神社であった。
ヒロインの女子学生が初の実戦に挑む重要なシーンで、
地元の相撲同好会や住民ら約百五十人がエキストラで撮影に協力した。

同神社で百数十年前から続く秋の奉納相撲に、広島大をモデルとした
「東広島大」が出場する―というシーン。
本番さながらに土俵を飾り、地元相撲協会の幹部も羽織はかま姿で駆け付けた。

地元の因島相撲同好会の三十人はまわし姿で、
留学生役の外国人俳優と熱のこもった取組を重ねた。
須藤温子さん(21)が演じるヒロインと対戦する
小学生力士役を熱演した同市中庄町、因北小五年の五郎畑宏光君(11)は
「いい演技ができた。早く映画を見たい」とにっこり。

六月中旬まで尾道広島市などでロケを重ね、
十月に東広島市などで先行公開される予定。
中国新聞

ヒナゴンに続きまた広島を舞台にした映画が作られるみたいですね。