ファンと進め、赤ヘル始動 40人が合同自主トレ '05/1/16

▽筋力強化に重点 サインも積極的
広島の合同自主トレが15日、広島県大野町の大野屋内総合練習場で始まった。
「何年も優勝から遠ざかっている。今年こそは」と黒田選手会長
8年ぶりのAクラス入りを期す始動は、昨年までと比べて至るところで変化が見られた。
「今季は昨季以上にサインをするように」。
練習前の黒田会長の第一声が、ファンサービス充実への強い意志を示していた。
ナインは見学に訪れた約100人のファンに対し、積極的に写真撮影やサインに応じた。
参加選手も昨年より15人少ない40人。
前田ら7人がグアム、東出ら4人が沖縄入りし、キャンプインへの準備を進めている。
大野組の調整も変わっった。故障者が続出した昨春の反省を踏まえ、
「横の動きに対応できる練習を増やす」と望月トレーナー。
バランスボールを使った筋力トレーニングを多く取り入れ、故障に強い体をつくる構えだ。